トイレの便器に物を落とした

トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった。対処法は?

2018/06/24

 

「えー、うっかりトイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった!どうしよう!」

「トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまったら、取り出さないとダメなの?」

「トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまったら、自分で直せるの?」

「トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまったら、修理代はどのくらいかかるの?」

今や生活には欠かせなく存在になっている携帯電話(スマホ)を、うっかりトイレに流してしまったりしたら、携帯電話(スマホ)は大丈夫か?トイレは詰まっちゃうのか?と、もう大混乱になりますよね。
実は携帯電話(スマホ)の利用者のうち、過去に水没した経験がある人は30%を越えていて、その水没させた場所もトイレが一番高いそうで、案外みんな同じようなことをやっているんですね。
それだけトイレの中に携帯電話(スマホ)を持ち込んでいると言う人が多いと言う事だと思いますが、現実的にトイレに流してしまったら、トイレは自分でなんとか出来るのでしょうか?
そして肝心の携帯電話(スマホ)は取り出す事が出来るのでしょうか?
今回はそんな疑問について検証してみましたので、ご紹介しましょう。

意外に多いトイレに携帯電話(スマホ)を水没させてしまうトラブル!

冒頭で過去に水没した経験がある人は30%を越えているとご紹介しましたが、女性の場合はその7割がトイレに水没させたという経験があるようです。
この数字は男性よりもかなり高い数字で、それだけ女性は座って用をたすことなどでトイレの滞在時間が長い事が影響しているようです。
最新式のLIXILのサティスというトイレでは、自分のスマホを使用しスマホと連動したトイレの使い方が出来る機種も発売されています。
そう言った機能を利用すると、洗浄位置や水量の強弱などをお好みに設定することが出来るので、とても便利ではありますが、よりトイレへの水没の危険は高まります。

トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった時に、まずはじめにすることは?

大抵の人はトイレに携帯電話(スマホ)を流してしまったら、パニックになりどう対処したらいいかわからなくなり、正しい判断が出来なくなるので、まずは落ち着いて行動しましょう。
トイレのタンクの中には1回流せるだけの水が入っているので、絶対にレバーを回して便器側に水を流さないようにしましょう。
そしてタンクに水を給水している所に接続してある止水栓を、マイナスドライバーやコインなどを使って時計回りに回して閉めて、これ以上水が便器側に流れるを防いでおきます。
そして便器の中に沈んでいると思われる携帯電話(スマホ)を水没状態から守るために、便器の中にたまっている水を灯油ポンプを使ってくみ上げておきましょう。

絶対にやってはいけないことは?

トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまったら、誰でもなんとか取り出せない物かと考えると思いますが、判断を間違えると、まったく逆効果になってしまう場合があるので注意が必要です。
まずトイレの詰まりを直す道具として考えられるのがラバーカップですが、ラバーカップは水に溶けるトイレットペーパーなどの詰まりを除去する目的で作られています。
それを携帯電話(スマホ)のような固形物が詰まっているようなケースでラバーカップを使用すると、便器を損傷して、さらに厄介なことになる可能性が高くなってしまいます。
また排水管の詰まりを取り除くのによく使用されるワイヤーブラシやパイプクリーナーなどの道具を使用しての作業も、今ある位置よりもさらに奥に押し込んでしまい、後の作業をより大変にしてしまう危険があります。
トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまって、なんとかしなきゃと気持ちがはやるのはわかりますが、無理なことをして今よりも悪い状態になる事だけは避けるようにしましょう。

自分で取り出せるかやってみよう!

本来であればトイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった場合は、修理専門業者に依頼して適切な対処法を取ってもらうのが一番良い方法に間違いありません。
しかしやはり落とした物と場所がトイレだけに、なんとか自分で解決したいというのが誰もが思っている本音ですよね。
そんな方のために、トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった場合の自分で対処する方法をご紹介しましょう。

手で取り出せるかやってみよう

トイレの排水管の太さと携帯電話(スマホ)を比較して考えると、小さいガラケーであれば別ですが通常のスマートフォンが便器の中をすり抜けて、排水管まで流れ込む可能性はそれほど高いとは言えません。
そうなると、多くの場合では排水管まで流れ込む前の便器の中のトラップの部分に引っ掛かっている可能性が高いと言う事になります。
ましてすでに水を流していない状態であれば、便器の排水口付近にとどまっている可能性は高く、手を入れただけで取り出せると言う事も十分考えられます。
それだけにまずはゴム手袋などを使って、便器の排水口付近に手の届く範囲で探してみましょう。

真空ポンプクリーナーを使って見る

真空ポンプクリーナーは原理としてはラバーカップと同じですが、ラバーカップの場合は便器の中にたまった水を利用して、カップにたまった空気を引いたり吐いたりすることで詰まりを取り除きます。
一方の真空ポンプクリーナーは、吸引するときにポンプを使用するために水を必要としないで利用できて、
排水口にカップを密着させてレバーを引いて、空気を抜くときにはカップを外してまたレバーを押し込んで使用すれば、詰まっている物を今の位置よりも奥に押し込むことは無く吸引だけをすることが可能です。
よってうまくいけばこの真空ポンプクリーナーを使って、排水口付近まで携帯電話(スマホ)を引き寄せることが出来るかもしれません。
しかしこの方法は、吸引したときに便器などに傷を付けたり携帯電話(スマホ)も損傷させてしまう危険もあり、絶対安全な方法とは言えないのでそこは自分の判断で行いましょう。

パイプクリーナーの使い方。おすすめの真空式とワイヤー式も紹介します

トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった時の、携帯電話(スマホ)の対処方法は?

便器の詰まりも心配ですが、同じように心配なことに大事なデータが満載の携帯電話(スマホ)をどうしたら被害を最小に押さえられるか、大きな問題ですよね。
そこでこちらではトイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった直後に、拾い出せた時の携帯電話(スマホ)の処置方法についてご紹介します。

本体を振って水を出して乾燥させようとしない

誰でも思わずやってしまいそうなことに、便器から拾い上げた直後に濡れている携帯電話(スマホ)を手で振って水を出そうとしてしまう事があります。
これをやってしまうと表面上の水滴など取れますが、まだ濡れていなかった部分に水が入り込んでしまい、今よりも悪い状態にしてしまう危険があります。
それだけに拾い上げた直後には、絶対に本体を振って水を出して乾燥させようとしないように気をつけましょう。

携帯電話(スマホ)の電源は絶対に入れないようにしましょう!

トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまったら、ちゃんと動作するか気になって誰もが動かしてみたいと考えるところですが、これは非常に危険な行為です。
電源を入れてしまうと、水分を含んでいるために電源回路がショートしてしまう可能性があるので、絶対に電源は切ったままの状態にしておきましょう。

ドライヤーなどで乾かすのもNG!

水分を取り除くのが早く直す方法と考えて、ドライヤーを使って乾燥させようとする人も多いと思いますが、この行為も今の状況よりも悪化させる危険があります。
ドライヤーの吹き出し温度は100~110℃ほどの高温になるために、携帯電話(スマホ)に温風を吹きかけると、内部が高温になって基板や配線に大きなダメージを与えてしまいます。
そうなると乾かすどころか完全に携帯電話(スマホ)を壊してしまうことにもなりかねないので、絶対にドライヤーを使用するのはやめましょう。

より有効な対処方法は?

ここまではやってはいけない方法についてご紹介しましたが、ではどう対処すればと言う事をこちらでご紹介させて頂きます。

まずはじめに電源が入っていたら電源スイッチを切り、携帯電話(スマホ)を便器の中に落としてしまって汚れている状態の時には、真水を含ませたタオルを使って汚れを良く拭き取ります。
汚れを拭き取ったら裏ブタが開けられるタイプならフタを開けて電池パックを外し、内部を乾いたタオルで水分を拭き取り、SIMカードとSDカードを取り外しておきます。

すべて開けられるフタは開いた状態にして、乾いたタオルで水分を拭き取り、この状態まで出来たら出来るだけ早い時間に専門店に持ち込むのが一番良い方法です。

でも専門店が近くに無かったり時間外だったり自分でなんとかしたいという方におすすめな方法としては、「シリカゲル」と呼ばれるお菓子や海苔缶などに入っている乾燥剤があり、これを使用する方法があります。
このシリカゲルは普通にホームセンターやドラッグストアーで購入することが出来て、このシリカゲルと携帯電話(スマホ)をジップロックなどの密閉容器に入れておき、しばらく放置しておきます。
またシリカゲルの代用品として有効な物に市販されている押し入れなどに使用する湿気取りもあり、これはシリカゲル同様に塩化ナトリウムを使って水分を吸収する仕組みになっているので、同様の効果が期待できます。
湿気取りの上に携帯電話(スマホ)を載せて密封型のジップロックで包んでしまいましょう。

これらの方法は絶対に携帯電話(スマホ)を治せる方法というわけではありませんが、もうダメで元々と思っているのなら、一度やってみる価値はある方法となります。

トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまったら、もう携帯電話(スマホ)は使用する事はできないの?

トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまっても、拾い出せればトイレの詰まりの問題は解決するので、次に問題になるのが携帯電話(スマホ)がはたして水没して使用できるかと言う事ですよね。
時間が経過するとそれだけ本体もメディアなども故障する可能性が高くなるので、出来るだけ早い段階で専門業者に修理依頼を出しましょう。
仮に本体がもう復活するのが難しいとしても、中に入っているアドレス帳の情報や写真の画像などだけでも復旧させることも出来るかもしれません。
トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった時の、携帯電話(スマホ)の対処方法としては、出来るだけ早く拾い上げて水を拭き取り、専門業者に修理依頼を出すのが一番良い方法のようです。

どうしても携帯電話(スマホ)が取り出せないときには、修理専門業者に依頼しよう!

ここまで自分でトイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった場合の対処法についてご紹介してきましたが、やはりどうしても取れないという場合はどうしたらいいのでしょうか?
その場合はもはや便器の詰まりや水漏れなどを専門に修理してくれる業者に、修理を依頼するほかに方法はありません。
詰まっているスマホはどうなってしまうかなど不安はありますが、それ以前にトイレが使えない状態のままでは困りますから、悩まずすぐに修理業者に依頼するようにしましょう。

修理業者に依頼すると、どんな作業で携帯電話(スマホ)を取り出してくれるの?

修理業者に依頼した場合の作業内容になります。

携帯電話(スマホ)が便器の中で詰まっている場合

修理業者に依頼すると、どんな作業で携帯電話(スマホ)を取り出してくれるのというのは、こう言ったトラブルが起こっている方なら誰でも心配なところですよね。
現実的に考えると、スマホなどは大きさから見て便器のトラップの部分まですり抜けて排水管まで流れていく可能性はそれほど高くなく、便器内部にとどまっている可能性が高いと思われます。
しかしその場合特殊な異物を取り除く道具を使用すると、携帯電話(スマホ)は損傷してしまう危険は当然あるので、詰まりを解消することを優先に考えて、ある程度携帯電話(スマホ)は諦めた方がいいかもしれません。
そう言った道具を使用して携帯電話(スマホ)を取り出せれば良いのですが、それでも取り出せない場合は便器を床から取り外して、中に引っ掛かっている携帯電話(スマホ)を取り出す作業になりますが、便器の中のトラップは複雑に入り組んでいるために、簡単に取り出す事はかなり難しいと言えます。
場合によっては携帯電話(スマホ)の取り出しを優先に考えると、便器自体を破壊して中に引っ掛かっている携帯電話(スマホ)を取り出すという作業になる事もあります。

携帯電話(スマホ)が排水管の方まで入っている場合

スマホの場合だと大きさから考えてあまりないと思いますが、小さいサイズの携帯電話の場合なら便器の中をすり抜けて排水管の方まで入り込んで詰まってしまう事は、十分に考えられます。
そうなると事態は深刻で、まずは便器を取り外してファイバースコープなどを使用して、どの当たりでどのような状態になっているのかを確認する作業を行います。
その状態が確認できれば、詰まっているのが比較的浅いならば道具を使用して手前に引き出し、詰まっている場所が奥にあるのであれば、高圧洗浄機などを使用して汚水桝側に押し出す処置をおこないます。

ここで注意なのが、修理業者はトイレの詰まりを直すことを最優先にした修理を行いますので、もし携帯電話(スマホ)をできるだけ少ない損傷で取り出したいと言う事であれば、そういった希望を事前に修理業者に伝えておきましょう。
もちろん修理業者も、それば約束できないことだとは思いますが、修理する上でそういった配慮をしながらの作業を行ってくれるはずなので、希望を伝えると良いでしょう。

修理業者に依頼すると、費用はどのくらい掛かるの?

トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった時の修理業者の費用は、便器の極浅いところで詰まっていて特別な道具も使用しない場合は、基本技術工事料が5,000~8,000円ほどで、これに加えて出張する距離によって2,000~4,000円ほどの出張料金が掛かります。
そうすると合計で7,000~12,000円ほどが修理代金の合計と言う事になります。
しかしこの段階で携帯電話(スマホ)の取り出しが出来ないとなると、次の段階は便器を取り外しての作業となり、便器を取り外して携帯電話(スマホ)が取り出せた場合の修理代金は、基本技術工事料が12,000~30,000円ほどで、これに加えて出張料が2,000~4,000円ほど加算されて合計で14,000~34,000円ほどとなります。
もし便器を破壊してスマホを取り出す事になれば便器その物を交換することになるので、同じようなタイプの便器を交換したとしても50,000~80,000円ほどの費用となり、タンクや便座を含めて全部交換するとなると15万円くらいからタイプによっては30万円ほどの費用が掛かってしまいます。
もし排水管まで入り込んでいた場合となると、壁を壊して排水管を交換することになるために、現場によって費用も大幅に変わってしまいます。
そのためにそう言った場合には修理業者さんと十分な打ち合わせを行って上で、作業を進めてもらうようにしましょう。

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まとめ

トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまった時の対処法について、ご紹介させて頂きましたがいかがだったでしょうか?
トイレに携帯電話(スマホ)を流してしまうと、あらゆるデータが満載されている端末を失うと共に、トイレの使用もできなくなり、復旧させるためにも時間も費用も掛かってしまいます。
それだけに常日ごろよりトイレを使用する時には携帯電話(スマホ)の落下には十分に注意し、万が一落下させてしまった時には、今回ご紹介したような適切な処置をおこなうようにしましょう。

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